「ギャル電」なる電子工作ギャルユニットがいるらしい。経歴・プロフィール・目標など、洗ってみた。
「ギャル電」は、まおときょうこ二人の電子工作ギャルユニットです!
といわれても、すぐにピンとくる人は、少ないですよね?
私も初めて聞いた時は、 ン? ん? ん? ギャル電って何? って感じでした。
そこで、「ギャル電」の経歴やプロフィール、何を目的に活動しているかなどを調べてみました。
「ギャル電」って、何をやってるユニットなの?
ひとことで言うと、日々電子工作にはげんでいる女子たちです。
電子工作というのは、工場のように大きな機械を使って製造するのでなく、 基盤やマイコンやLEDを電気ごてで配線するという、DIY工作レベルのもの。
「ギャル×電子工作」 =「ギャル電」という方程式で成り立っています。
2016年9月から「ギャルによる、ギャルのためのテクノロジー」を提唱して、「ギャル電」の活動を開始しました。
スローガンは、「ギャルも電子工作する時代」!
ただいま「ギャル電」は、渋谷のギャルが自力で電子工作して、 みんなが光る世の中になることを目指して、多彩な活動を繰り広げています!
・「ギャル電のエモいワークショップ」など、 主に光るアクセサリーを工作するワークショップを開催。
・ライトニングトークイベントで、「意識の低いプレゼン」をやっている。
・クラブで作品発表。
・テレビCM出演。
・ツイッター、ブログ、インスタ、YouTubeで、情報発信。
・「ギャル電」オリジナルの電子工作キットの販売。
・明和電機の公式ショップで、オフィシャルグッズを販売。
「光ればモテる!」そうですよ。
「ギャル電」きょうこと「ギャル電」まおの経歴は?
これだけ電子工作ができるということは、 いったいふたりはどんな経歴の持ち主なのか気になりますね。 大学に行っているという情報もあり、調べてみました。
「ギャル電」きょうこは、元ポールダンサー。
ポールダンスのイベントで、自分が着る衣装や小物に電飾をほどこして、 クラブ出演が発表の場になっていたとのこと。
工作技術が上がって来て「今度は電子工作だ」とばかり、
100均で光るおもちゃを買って来ては分解して、構造を見て独学で覚えたそうです。
個人でロボットを作ったりもしています。
じつは「ギャル電」きょうこは、自作の「ポールダンスロボ」で、 技術力が低い人たちが作ったロボットのコンテスト「ヘボコン」世界大会に出場し、 最も技術力の低かった人に贈られる「最ヘボ賞」を受賞するという、 輝かしい経歴の持ち主でもあります。
青春時代は、SFやサイバーパンクに傾倒していて、 ギャルとかヤンキーは毛嫌いしていたと言っています。
いまはOLをやっていて、仕事はエンジニア。 「ギャル電」活動のため、仕事の業務改善をして、いつも定時にあがっているそうです。
「ギャル電」きょうこは、「アニポールきょうこ」として、個人活動もやっています。
「ギャル電」まおは、タイと日本のハーフで、日本語、タイ語、英語が話せるトリリンガルです。
まおは日本の大学に入るまでは、ずっとタイで暮らしていて、 日本のギャル文化に憧れ、『Popteen』や『egg』などのギャル雑誌で研究して、 タイでたった一人のギャルをやっていました。
静岡県の国立大学を卒業して、現在は大学院生とのこと。 大学では、電気電子工学を専攻していて、エンジニア目指して勉強中だそうです。 プログラミングや電気回路を学んでいます。
日本の電子工作は、技術的に詳しい人だけがやっていて、 海外のような簡単な電子工作やDIYでできるものがない、と思ったそうです。
日本には、100均やホームセンターがあって、 材料が手に入りやすい環境が整っている。
日本でもみんなが、もっと簡単な電子工作やDIYができるようになればいいと思って、 ブログで作り方を紹介するようになりました。
「ギャル電」が発表した電子工作の数々を紹介!
「ギャル電」は、ギャルによるギャルのためのテクノロジーを提案し、 たくさんのオリジナル電子工作商品を発表しています。
そのうちのいくつかを紹介しましょう。
★LEDギャルサンダ
ギャル電オリジナルデザインの基盤をベースに、 LEDで飾った光るストリート・アクセサリー。 株式会社スイッチサイエンスの協力のもと、制作しました。
★デコトラキャップ
「デコトラ」というのは、 かつてトラック野郎が電飾でトラックを派手に飾ったもので、 デコレーションしたトラックを意味します。 キャップに、電飾とミラーシール、偏向フィルムやプラモデルのパーツを取り付けて、 デコトラのように光る電飾をまとったのが、デコトラキャップです。 これをかぶってクラブへ行けば、目立てること疑いなし!
★会いたくて震えちゃうデバイス
ぬいぐるみに、電飾や振動モーターを仕込んだもので、 これを彼氏に持たせておけば、会いたいときにWEB上から支持を飛ばすと、 ぬいぐるみの胸のLEDが光り、振動モーターが激しく振動して、 彼氏に会いたい思いを伝えられるというラブリー・グッズ。 「会いたい」「すごく会いたい」「会いたくて死ぬ」という 3つの振動レベルから選べます。
★ギャル門松
ストリート・アイテムとしておなじみのカラー・コーンで作った門松で、 LED電飾で飾ったもの。
★サイバー パンク 大五郎 焼酎・大五郎の空きペットボトルを、LED電飾で飾ったもの。
渋谷を歩くギャルやパリピ(パーティ・ピープルの略。派手なイベント好きな人たちのこと。)に向けて、
「光るモノを身に着けて目立つと、すごくモテる!」と「ギャル電」が訴えているのは、
ギャルたちがバリバリ電子工作をするようになれば、 きっとぶっ飛んだ技術が生まれて来ると信じているから! だからギャルは電子工作するべき!
そうして電子部品の需要が増えて、
ドンキで気軽に「Arduino(アルドゥイーノ)」(初心者でも扱いやすいマイコンボード)が買える世界が来ることを、
「ギャル電」の二人は夢見ています!
感電上等!
「ギャル電」の インスタはこちらから。
引用:「ギャル電」インスタグラムより
「ギャル電」は、公式YouTubeチャンネルも開設しています。
「ギャル電」ふたりの活動が、無料動画で見られます!
ギャル電✕ASICS『これで人生マジ卍!ランニングをアップデート』
引用:YouTube「ギャル電」公式チャンネルより
まとめ
ギャルで、パリピで、かつエンジニア なんて、
未来的でカッコいいですよね!
日本のギャルたちが、
ネールアートから電飾アートへと進化する頃、
日本にも、本当のシンギュラリティがやって来るのだろうな、
などと、
よく自分でも意味のわからない言葉を使って締めたいと思います。